読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

T-LIFE

暮らしと住まいについてのブログ。

親父の小言と無財の七施

日々感じること 読書note

おはようございます!
最近は比較的早寝を心がけている私です。

昨日本棚を整理していたら目に留まったのが青田暁知著、『親父の小言』。
みなさんご存知、居酒屋のお手洗いや、お土産やなどでよく目にする「親父の小言」の原本です。
これは、昭和3年に福島県の大聖寺の和尚であった「暁仙和尚」が、そのお父さんの生前の小言を思い出して書いたものが元になっています。

尤も、「親父の小言」の原典は現在分かっている限りで、江戸時代に書かれた81カ条の書が確認されているようですので、昔から親父の小言は注目されていた様ですね(笑

この本の中で、著者の暁知氏が『親父の小言のメインテーマではないか、と感じている言葉です。』と書かれているのが、

『恩は遠くからかくせ』

という項。

『最近気になる言葉があります。「してあげる」という言い方です。赤ちゃんにおっぱいを飲ませてあげる。ボランティアですら、お年寄りに~してあげる。そ んな言い回しを普通にしています。自分の子供に乳を含ませるのは当たり前のこと。ボランティアは本来、奉仕であり、「してあげる」ではお節介になってしま います。(本文より)』

『世に出回っている「親父の小言」では、「かくせ」の部分が「返せ」となり、「恩は遠くから返せ」となっています。「かくせ」は、施した者の心構えであ り、「返せ」は、受けた側の心構…【中略】...ただ「かくせ」と語るこの小言の本来の意味は、困ったとき、苦しい折に手を差し伸べるのは当然、しかも施 したこと自体を「かくせ」ということ。それは結局自分のためなのだから、ということなのです。人としての品格。あるいはやせ我慢や照れもあったのかもしれ ません。(本文より)』

情けは人の為ならず。

眼施・和眼施・愛語施・身施・心施・壮座施・房舎施。
「無財の七施」を意識しながら、人としての徳を、少しずつ少しずつ積んでいきたいと感じた出来事でした。

さて、今日も一日サクッと行きましょうー!!

f:id:tsurutaku:20160730080955j:plain

(玄関に飾られている百合の花。ピンクのユリの西洋での花言葉は「富と繁栄」だそうです。富が舞い込んでくるといいなぁ、、、(笑))