おかげさまのおかげです
おはようございます!
今朝も元気な私です。
「おかげさま」という言葉。
ずっと前に、金八先生の中で紹介されていた、相田みつをさんの
『いいことは おかげさま わることは 身から出たさび』
という詩の印象が残っていて、そこから意識するようになった言葉です。
今日は「おかげさま」について書いてみようかなぁと思い、色々と調べていた所、インターネットで上所重助(かみところしげすけ)さんという方の詩を発見。
3年~4年ほど前に話題になっていた様なので、目にされた方もいらっしゃるかもしれませんが、とても良いなぁと思ったので、以下ご紹介。
『夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか
親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
「俺が」、「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい』
太ると「痩せたい」と言う・・・というところには、昨今の「○○を食べてダイエット」という訳の分からない風潮に思うところがありますが、それはまたの機会に・・・(笑
無いものねだりをするのではなく、今あることに素直に感謝すること。
変なプライドを捨てて、静かに「おかげさまで」と、心の中で手を合わせてみる。
そんな心持ちが大切なのかもしれませんね。
巡り巡って誰かのお陰。
そんな事を忘れないで居たいと思います。
さて、今日も一日シャキッと行きましょうー!!
(ダムと山の連なり。山の端と空。緩やかにつながっていく感じがなんとなく好きです。)