この世に客に来た
おはようございます!
昨夜は近くの花火大会の音をBGMに、読書をしていた私です。
昨日の一冊は松下幸之助の『商売心得帖』。
社会人1年目の時に心得帖シリーズを全て購入して、読んで以来、久しぶりに開いて見ました。
その中の巻末に、「古今の家訓・店訓・社訓いろいろ」という項があるのですが、伊達政宗の遺訓の中に、面白いモノがあったのでご紹介。
『一、気ながく心おだやかにして、よろづに倹約を用い金銀を備ふべし。倹約の仕方は不自由なるを忍にあり、此の世に客に来たと思へば何の苦しみもなし。』
四ヶ条遺訓が紹介されているうちの一つ。
『この世に客に来たと思へば』という表現にハッとしました。
「私」や「今」に固執してしまうと、時には苦しくなる時もある。
そんなときには、視点を変えて、色々な視点から見てみることで、気持ちも変わるものだなぁ。
そんなことを感じた一文でした。
心穏やかに、スッキリと居たいなぁと思います。
さて、今日も一日サクッと行きましょうー!!
(自宅から見える煙突の列。旅行などに出かけて帰って来た時には、煙突を見ると「地元に帰って来た」という感じがしますね(笑))