地域に残る台風の記憶
おはようございます!
そろそろ本棚を整理したいと思っている私です。
台風1号は強い勢力のまま台湾に上陸しそうですね。
一時は900hPaにまで成長したとか。
午前3時の時点でも930hPaだったので、強さとしては「伊勢湾台風」並みです。
伊勢湾台風は最低気圧895hPa、潮岬付近に上陸した時点でも930hPaだったようです。
久しく足を運んでいませんが、私の母校の小学校には、「友情の塔」という、慰霊塔があります。
伊勢湾台風の際に、29名の児童が亡くなり、当時の子ども達の祈りの気持ちに全国から同情が寄せられて、建立されたものです。
私の小学生当時、毎年9月26日には、塔の前に集まって式典が行われていました(今でも行われているのでしょうか)。
ただ、その当時は、あまりその意味を理解していなかった気がします。
大人になって、色々な災害や、事件をニュースなどで知ったり、見たりすることで、ようやく29名(一つの小学校の児童だけで)が亡くなる災害というものの「恐ろしさ」を何となく理解するようになりました。
昔からこの地域に住んでいるご年配の方や、そのご家族の方が家を建てるときには、「やっぱり雨戸が無いと・・・」と言われたり、「水がつく」のを心配されたりする気持ちも理解できる気がします。
57年経った今でも、確実にこの地域に根付いている災害の記憶ですね。
「何となくものすごかったらしい!」というのではなく、やはり「数字で把握」することが、きちんと物事を理解するうえで大切だなぁと感じました。
今朝は爽やかな朝に少し暗い話題でしたが、大きな台風情報を見て、思わずつぶやいてみたくなりました。
お付き合いいただき、ありがとうございますm(__)m
さて、今日も一日シャキッと行きましょうー!!
(朝顔のつぼみ。咲いた姿も涼しげですが、つぼみの凛とした姿も好きです。)